長距離屋的インプレ
STRANGELOVE of SWINGING RAIDER



クレンザー大佐的ユーザ車検
photo & text by クレンザー大佐
 1週間前くらいに、車検の予約を入れます。電話で構いません。

 当日、車検場に着いたら、代書屋で申請書と重量税納付書の用紙
を購入し、陸運事務所の受付で検査票を貰います。

 3種類の書類に書込みをして、自動車整備振興会で重量税と検査
手数料分の収入印紙を購入し貼付して、市町村税の納税証明書を提
示して確認印を貰って、更に陸運事務所の受付で予約番号と暗証番
号を告げて確認印を貰います。

 それからやっと、検査ラインに並んで(2輪車コースはいつもガラ空
き)、所謂、フツーに認識されている車検が始まります。
 外観や灯火の作動確認の後、速度計やブレーキや前照灯のテスタ
にかけてます。それらに問題が無ければ終わりです。

 検査票をタイム=レコーダみたいな記録機に挿し込むと、結果が印
字されます。

 次に検査ラインの職員詰所に行って、自賠責保険証を提示して確認
印を貰います。

 それから、陸運事務所へ行って、検査票と車検証と重量税納付書を
ホチキス止めして、申請書と一緒に受付のネエさんに手渡しますと、
ほぼ即座に、新しい車検証と検査標章が交付されます。
 どんなに慣れても、小一時間かかってしまいますが、所要時間の殆
どが複数の事務所間の往来でありまして、肝心の陸運事務所での手
続きは分か秒単位で終わってしまうのが不思議なところです。

 タテマエでは点検整備記録簿も提出しないといけないのですが、実
際には『点検整備は車検の後でやるから』と告げれば提出しないで済
みます。

 車輌の検査なんぞは二の次で、ホントのところは自動車重量税の
徴収が主目的なんじゃないか。と邪推したくなるような仕組みです。

 車検証の裏には『保安基準に合致することを証するが、車輌運行上
の安全を保証するものではない』旨の記載がありまして、はぁ? で
す。
 やっぱり検査はオマケなのかなぁ。って思っちゃいます。

 自分が思うに、大規模一流企業製の、しかも、国土交通省という国
家の行政府が型式認定までしている高品質な国産自動車の精度や
構造たるや、事務系官僚の知識や経験を遥かに凌駕している。という
ことなのでしょうねぇ。


 そういや、職場の上司に(ユーザ車検を受ける為)早退する旨の申
告をする際、オートバイの車検とは言い難かったので、『役所に納税
関係の手続きをしに行きますので』と告げて快諾してもらったのです
が、これこそまさに事実を言い当てているような気がします。あとで思
い出して苦笑してしまいました。



フツーの車検
 TDMを車検に通しました。私の場合は極フツーに近所のモーターサ
イクル屋さんに頼みました。早いもので新車で購入してから、2年が経
ってしまいました。走行距離は34000km。
 今までは車検毎(2年)に乗り換えていたので、殆ど経験がありませ
んでした。一体、幾ら掛かるのか?


車検代・自賠責(24ヶ月) 19,620
重量税・印紙代・登録代 15,300
アクセル=ワイヤ・クラッチ=ワイヤ 5,530
エンジン=オイル交換(エレメント含む) 9,040
エア=フィルタ=エレメント(乾式) 2,170
ブレイキ=フールド 1,500
スパーク=プラグ(NGK イリジウム) 3,200
工賃 35,200
消費税(5%) 3,347


計@94,907でした。




    




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